新規に設立したカテゴリーには大きな課題がある。それは行き先が未定のカテゴリーだということ。地域の仲間と切磋琢磨し、レベルアップを叶える場所とPRするも、依然として行き先を明確に提案できないでいる。既存のクラブの在り方や、部活動の存在意義に思考が縛られているせいか、アイデアが行ったり来たりを繰り返す。
サッカーへ向けられる彼らのモチベーションはとても高い。これを何としてでも正しく方向づけて、新しいカテゴリーを作る必要を感じる。その理由は彼らの次の行き先を準備するためであり、地域の活動環境を維持していくためだ。この先、このカテゴリーに人が集まるかどうかは分かりようがない。しかし準備しておくことに使命を感じている。
数年後には部活動の地域移行が始まるとされていても、その姿をイメージするには情報が少なく、だれもが様子をうかがっている状態だ。部活動でもなくクラブでもない、新たな地域のカテゴリーとして、解決すべき与えられた課題はじつに多い。