会員数1,000人を越えるクラブはざらに存在する中国北京市。日本で出会った北京市中央区のサッカークラブオーナーからのオファーを受け、2019年2月に北京へ渡る。オーナーの望みは「会員数を増やしたい」この一点に絞られていた。はっきりとしたビジネス目線で、大きな期待を寄せてくれていた。しかし、ここで結果を残すことは叶わなかった。
そもそも考えが甘かったと言わざるを得ない。自分のキャリアが、話題になるだろうと勘違いしていたし、簡単に会員数を増やせるだろうとも考えていた。興味本位の体験者の列はつづいても、会員数の増加には繋がらなかった。ただ、この北京での経験は、のちに何よりも大きな財産となって返ってきた。
現在、このクラブの日本支社代表としての役割を担い、北京から子どもたちの訪日を受け入れている。