今ある社会課題を解決し、世代間の溝を埋めるためには、スポーツへの入口を広げ、スポーツへ参加する自由度を高めることが必要だと考えます。
第一歩はもっと「自由」であるべきです。スポーツはいつも身近にあり、いつでも参加できるものであるべきです。家族も友人も、そこで出会った人とも一緒になって楽しむことができるのがスポーツです。
「スポーツは一生涯のトモダチ」
スポーツへの参加機会は年々減少し、地域の活力は衰退しています。今の時代スポーツを気軽にできる場所はどこにあるのでしょうか。公園は閉ざされ、施設には監視の目が張り巡らされています。「遊び」に育てられた私たち大人は、子どもたちが楽しむ姿に苦情を申し立てます。
私たちが作ってきた環境が理由でしょうか。スポーツは特別な場所と変容するしかなく、その入口を見つけることさえ困難な時代です。その場凌ぎの施策では見た目の維持はできても、やがて訪れる未来の課題は深まるばかりです。